新築注文住宅は後悔ばかり?間取りの失敗談&後悔しないためのポイント

新築注文住宅は後悔ばかり?間取りの失敗談&後悔しないためのポイント

せっかく注文住宅で新築を建てたのに、実際に住んでみるとアレもコレも後悔ばかり…。
という方は意外にも少なくありません。

憧れのアイランドキッチンを設置したものの、音や匂いがリビングにまで充満してしまう。
開放的なリビングにしたくて大きな窓を配置したのに、通行人から丸見え
外壁サンプルでは好みだった色が、実際の大きさで見るとイメージと違う

というような、初めての家づくりでは気づくことが難しいポイントが、大きな失敗・後悔に繋がってしまいます。しかし、これらの失敗は、少しの知識と少しの工夫で回避・軽減できることです。

ここでは、「後悔しやすいポイントはどこか?」「どうすれば失敗を防げるのか?」に焦点を当て、快適に暮らせるマイホームを建てるための事前知識をご紹介します。

新築注文住宅で後悔しやすい「間取りの失敗例」は?

新築の失敗といっても、収納の失敗はDIYや便利グッズで対応でき、キッチンや窓の失敗はリフォームが難しかったり高額になったりと、ダメージの規模は様々。

まずは、「失敗しないために失敗を知る」ことを目的に、読んでみると「たしかに…。」となる後悔しがちなポイントをご紹介します。

LDKが狭い

LDKが思ったより狭くて後悔というのは、意外にもよくある失敗です。
広いLDKは絶対条件!と思っていても、コストの関係や勘違い、家具の置き方で想像通りの広さを確保できない場合が少なくありません。中には、50万円のコストカットに目がくらんで、LDKを削って後悔しているという失敗談も。

LDKの平均的な広さは約20帖と、意外と広い数値が出ています。
やはり、家族全員が過ごすLDKに重視を置いて間取りを決める方が多いようなので、この数値を目安に狭すぎない程度の広さを確保しておきたいところです。

家事動線が悪い

家事動線とは、料理・洗濯・掃除といった家事を行う時の動きです。
この動線が考慮されていないと、キッチンからリビングを経由して洗面所へ行き、またリビングを経由してキッチンへ戻る、というように家事の度に長い距離を往復しなければなりません。また、ソファやテレビの置き方によっては、家族が見ているテレビの前を横切らなければならないことも。

一方、家事動線が考慮された間取りであれば、キッチンから洗面所へ行けたり、リビングを通らずに廊下へ出られるため、短い距離の移動で済むので毎日の家事に対するストレスを軽減することができます。

収納スペースが少ない

家づくりの中でも、特に多い失敗が収納の少なさですが、収納の失敗は収納グッズなどで補うこともできるため、そこまで致命的な失敗ではないでしょう。
しかし、新築時に収納を削って部屋を広くするという選択をしてしまうと、結局は収納グッズで部屋が狭くなってしまう上に、あまり綺麗には見えず後悔してしまうことが考えられます。

階段下のデッドスペースを活用するなど、大まかな目安として床面積の12%を収納に充てるようにしましょう。

光が入りづらく部屋が暗い

外観を重視して窓を少なめにした結果、部屋が暗くなってしまった。という失敗もよくあります。
かといって、窓が多すぎると壁沿いに家具が置きづらくなってしまったり、夏は熱く冬は寒くなってしまうため、家づくりにおいて窓の配置は意外と難しいポイントでもあります。

完成後に「思ったより暗いな…」と思った場合、太陽光を効率良く取り込むフィルム「DNP採光フィルム」を貼ったり、白い壁紙で明るく見せる、鏡を置いて光を反射させるといった工夫をしてみましょう。

外からの視線

同じ窓の失敗として、リビングに大きな窓を設けたものの、お隣さんや通行人から家の中が丸見えになってしまうといった失敗談もよく耳にします。

リビングの大きな窓でうまく光を取り込むことができれば、日中は電気が必要ないほど明るいものの、他人から丸見えとなると、常に視線を意識して過ごすか、カーテンを閉めっぱなしにすることになります。窓から家の中が見えないように植栽やフェンスを設置したり、外から見えにくいフィルムを貼ることでデメリットを補いましょう。

使わない高性能設備

注文住宅を建てるとなると、アレもコレもと高性能設備が欲しくなる方も多いのではないでしょうか。しかし、高グレードの設備はコスト圧迫の最大の原因とも言えます。

特に、最近では必須とまで言われている食洗機は、必要以上の容量の物を設置してしまうと、かえって水道代が高くなってしまい家計を圧迫することにもなりかねません。便利な設備=高性能であれば良いというわけではなく、実際にその家で生活している自分を想像したり、これまでの生活を振り返って、本当に必要なグレードの設備をピックアップしましょう。

コンセントの位置と数

小さなミスに見えて意外と困るのが、コンセントの位置と数です。
特に多いのが、コンセントの数には気をつけて設置したけど、家具を置くと使えない位置に配置してしまった。といった失敗です。

コンセントの位置を決める時は、配置する予定の家具を設計図に書き込み、使える位置に必要な数+α設置するようにしましょう。

ここまで、新築注文住宅を建てるにあたって、特に失敗しやすいポイントをご紹介しました。次は、「キッチン」「窓」「電気」「外壁・外観」に分けてよくある失敗とその対策をご紹介します。

注文住宅は、一生に一度と言っても過言ではない大きな買い物です。なるべく失敗しないよう、あらかじめ対策・知識を学んでおきましょう。

”家事動線”が命!注文住宅で後悔しがちな「キッチン」の失敗談

”家事動線”が命!注文住宅で後悔しがちな「キッチン」の失敗談

「キッチンは家の中でも一番こだわりたい!」という方も多いのではないでしょうか?
特に、毎日料理をしている主婦の方にとっては、少しの失敗が毎日のストレスにつながってしまいます。

「料理の合間に洗濯をしたいけど洗面所が遠い」「リビングにいると料理の匂いや音が気になる」、といった失敗を防ぐためにも、キッチンを中心とした「家事動線」を考慮しつつ、部分的に閉鎖された空間を設計しましょう。

他の部屋への移動が考慮されていない

キッチンから他の部屋へ移動しにくいといった失敗は、毎日の家事に支障をきたし、大きなストレスとなってしまいます。朝・昼・夜と主婦の方が立つキッチンは、いわゆる家事のベースとなる場所です。

キッチンから洗面所へ行くために、リビングを経由しなければならない間取りだと、料理と洗濯を並行して行うことが難しくなるでしょう。また、ソファやテレビの置き方によっては、家族が見ているテレビの前を横切る必要があり、お互いのストレスになってしまいます。

他にも、キッチンからインターホンが遠くて、インターホンが鳴る度小走りで向かわなければならない、といった失敗談も。小さなことに思えるかもしれませんが、これが毎回、毎日、一生となると大きな後悔に繋がってしまいます。

アイランドキッチンは音や匂いが気になる

キッチンを離島のように独立して設置した物がアイランドキッチンです。最近の流行りで憧れを持つ方も多いのではないでしょうか?

しかし、アイランドキッチンはそのオープン感と引き換えに、匂いや音がリビングに届いてしまうといったデメリットも持ち合わせています。失敗談としては、揚げ物の音がうるさくてテレビが聞こえない焼き魚の匂いがリビングに充満してしまう、といった話をよく耳にします。

また、アイランドキッチンは、何も置いていないからこそ綺麗に見えるものです。展示場のキッチンには、洗剤やスポンジなどは置いていませんよね。特にフラットタイプのキッチンは、手元が丸見えになるため、日頃から片付けをしていないと、急な来客時に慌てて片付けることにもなります。

【対策】家事動線・回遊動線を確保しつつ部分的に閉鎖しよう

これらの失敗を防ぐためには、「家事動線・回遊動線を確保しつつ、部分的にキッチンを閉鎖」しましょう。

家事動線・回遊動線を確保

家事動線とは、料理や洗濯、掃除といった家事をする時の動きです。この動きを設計図に書き込み、手間な動きをする必要がないか、家族の(が)邪魔にならないかを確認しましょう。例えば、キッチンから直接洗面所へ行く事ができれば、料理と並行して洗濯物も行うことができます。

しかし、そのまま洗濯物を干すためにベランダに行くとなると、
キッチン→洗面所→キッチン(LDK)→廊下
と意外と長距離を移動しなければなりません。

そこで、加えて回遊動線を作ることで、遠回りしたり行ったり来たりの距離を短くすることができます。回遊動線とは、文字通り家の中をぐるぐる回ることのできる設計です。

例えば、先程の洗面所にもう一つ扉を設けて廊下に繋げるだけで、
キッチン → 洗面所 → 廊下
と短い距離で廊下に出ることができ、洗面所を通り抜けて洗濯物を干しに行くことができます。

他にも、パントリーを行き止まりではなく廊下に繋げることで、
玄関 → 廊下 → キッチン(LDK)→ パントリー → キッチンではなく、
玄関 → 廊下 → パントリー → キッチン
と短い距離で荷物を置き、調理に取り掛かることができます。

部分的にキッチンを閉鎖

また、キッチンには、一切壁がないオープンキッチン、一部壁があるセミオープンキッチン、完全に見えないクローズドキッチンがあります。オープン感を演出しつつ、匂いや音を遮断するには「セミオープンキッチン」にするのが良いでしょう。

コンロの周りを囲むように部分的な壁を配置したり、収納として使える吊戸棚を設置することで、音や匂いを大幅に遮断しつつ、ある程度のオープン感も確保することができます。また、キッチンの手元を隠す腰壁を設置すれば、リビングから洗剤や洗い物が見えず、急な来客時にも慌てること無く常に同じ見た目を保つことができます。

”日当たりや視線”で後悔しがち。新築の「窓」で失敗しないためには?

”日当たりや視線”で後悔しがち。新築の「窓」で失敗しないためには?

家の中に光を取り込むためには欠かせない窓。窓の失敗といえば、多くの方が「日当たりの悪さ」を思い浮かべるのではないでしょうか。しかし、逆に窓が多すぎると「夏は暑く冬は寒い、さらに壁沿いに家具が置けない」といったデメリットの原因にもなります。

また、数だけでなく窓を設置する位置にも気をつけなければ、リビングに設置した大きな窓で通行人から家の中が丸見え、といった失敗も。一つ一つの窓に役割を決めて、必要な窓・無駄な窓を見極めましょう。

窓の失敗と言えば、日当たりの悪さと部屋の暗さ

日当たりが悪い、部屋が暗いことで悩む一番の原因は、隣に建物が建つことでしょう。逆に、最初から日当たりが悪い土地だと分かっている場合、それを考慮して間取りを設計できるため、意外と不満を持つ方は少ないそうです。

すぐ隣に建物が建つと、日当たりだけでなく風通しも悪くなるため、湿度が高くなりカビの原因にもなってしまいます。光の方向や風通し、そして将来的に建物が建つ可能性も考慮して窓を配置しましょう。

窓の位置が悪く通行人と目が合ってしまう

窓に関する失敗で日当たりと同じくらい多いのが、外から丸見えでカーテンを開けられないことです。特に、リビングに配置した大きな窓が道路や隣の家に面していると、通行人やお隣さんと目が合ってしまう、といった失敗談も多く耳にします。

生活感が丸見えになってしまわないよう、方角だけでなく周辺環境も考慮して窓を配置する必要があります。

窓が多すぎて家具が置けない

「日光を多く取り込みたい」「暖かい家にしたい」といった要望から、必要以上に窓を配置してしまった失敗談も。

この場合、窓が多ければ多いほど壁の面積が狭くなるため、壁沿いに家具が置けないと言った問題が考えられます。また、窓の前にテレビを置くことになると、日中は眩しくてテレビが見られないということも。

【対策】各窓の役割を明確にして設置する

窓に関する失敗を防ぐ一番の方法は、「全ての窓の役割を明確にする」ことです。
この窓は光と風を取り入れるため、こっちの窓は入った風を出すため、といったように、窓の配置を決める際に「ナゼそこに窓を設置するのか?」を確認しましょう。

また、窓の場所を考えると同時に、配置予定の家具・家電も設計図上に書き込むことで、後から家具の置き場所に困ることも防げます。

ただ単に部屋を明るくしたいという方は、太陽光を効率良く取り込む「DNP採光フィルム」を貼る、明るくなるブラインドを設置する鏡で光を反射させるといった方法を試してみましょう。カーテンを閉めずに外からの視線を防ぎたいという方は、植栽したりウッドフェンスを設置することで、オシャレに外からの視線を遮ることができます。

”照明・コンセントの位置”は要注意!意外と多い「電気」の失敗

”照明・コンセントの位置”は要注意!意外と多い「電気」の失敗

照明やコンセントといった電気に関する失敗は、意外と忘れがち。
「作業スペースに照明を設置したものの、自分の影で机の上が暗い。」「テレビ周り、パソコン周りのコンセントが足りない。」といった、対策はできるけど地味に困る失敗の原因になります。

あらかじめ、どこに何を置くのか、どこに人が立つ座るのかを考慮して照明やコンセントを配置しましょう。

コンセントの数が足りない・使えない位置にある

全ての電化製品に必要なコンセント。
多めに付けたつもりが実際に住んでみると数が足りない、家具の裏になってしまって使えない、といった失敗がよくあります。

特に、様々な場所で使う掃除機や、必要な時だけ使うミキサー、ホットプレートなどを考慮していないと、家中がタコ足配線になってしまいます。また、テレビ周りやパソコン周りは、一般的な2口コンセントでは足りないことがほとんど。コンセントを配置する際は、その場所で使うものプラス少し多めに設置しましょう。

人の後ろから光が当たって影になる

作業スペースや洗面所、玄関などでよくある照明の失敗。
その多くの原因は、光の当たる方向を考えずに設置してしまったことにあります。

壁際に配置した作業スペースに対して後ろから光が当たると、自分の影で手元が見えづらく、結局デスクライトを置かなければならなくなります。鏡や玄関でも同じく、人の後ろから光が当たると暗い表情に見えてしまいます。

また、同じ「照明の位置」の失敗として、電気を付けたまま寝っ転がる機会があるリビングでは、影は気にならなくても光源が直接見えて眩しいといった失敗談も耳にします。

【対策】あらかじめ家具の配置や人の立つ位置を考える

全ての対策に言えることですが、照明やコンセントに関しても、やはりどこに家具を置く予定なのか、どこに人が立つのかを前もって考えることが大切です。

設計図上に家具の位置人の位置人の目線(向いている方向)を書き込んだ上で、コンセントや照明の配置を決めましょう。また、コンセント多くて困ることはなくても、足りない時の不便さは計り知れません。余裕があれば必要な数より少し多めに配置しておくことで、後々増えた家電もスムーズに使うことができます。

そして、照明に関して特に注意すべきは、リビングに設置するダウンライトです。
天井に穴を開けて取り付けるため、スッキリとした見た目がメリットですが、直接光源を見ると眩しく、せっかくのリビングなのに寝っ転がれないということも。

リビングにダウンライトを設置する場合は、明るさを変更できる調光機能を付けたり、別にシーリングライト(間接照明)を付けるようにしましょう。

イメージと違う…。デザインで後悔する新築の「外観・外壁」の失敗

イメージと違う…。デザインで後悔する新築の「外観・外壁」の失敗

外観・外壁は、新築の家が完成して最初に目に入る部分であり、近隣の人や通行人からも見られるため、一番失敗したくないポイントと考える方も多いと思います。

しかし、
外壁サンプルでは好みだったのに、実際の大きさではイメージと違う。」「紙に印刷されたイメージ図と色が違う。」といったことは少なくありません。また、軒を短くしたり省いたりすればコストダウンに繋がるため、屋根のないモダンな家を建てたら、雨で外壁が汚れてしまった。という失敗も多く見られます。

大きな外壁サンプルや実際に使われている家を見ることで外壁の失敗を防ぎ、機能性を失った家にならないよう家の形に対する知識を身につけましょう。

外壁の色がイメージと違った

外壁に関する一番多い失敗は、外壁サンプルと実際の外壁の色がと違うことです。
これは、外壁サンプルを見る時と、実際の外壁を見る時の条件が違うことによる失敗です。

多くの場合、外壁サンプルは「室内で蛍光灯の下で机の上で」見ると思います。しかし、実際の外壁は「屋外で太陽の下で垂直に」建てられます。

光や角度などの条件で色の見え方が変わることを知らないと、外壁選びで失敗する確率は非常に高くなるでしょう。しかし、それを知っていれば極力イメージとの違いを減らすことができます。

【対策】大きな外壁サンプルを外で見る

「外壁の色がイメージと違う」といった失敗を防ぐ一番の方法は、実際に同じ色の外壁を使っている家を見ることです。自分の家に使う色を同じ条件下で確認できるため、最も確実といえる方法です。

しかし、色や場所によってはなかなか難しいという場合も多いでしょう。そこで、「外壁サンプルの見方」に焦点を当てた対策をご紹介します。

まず、この面積の大きさによる見え方の違いを少なくするために、外壁サンプルはなるべく大きな物を用意してもらってください。そして、外壁サンプルを比較するときは、実際の外壁と同じように「屋外で、太陽光の下で、垂直に立てて」見比べましょう。

また、
明るい色は面積が大きいほど明るく(薄く)鮮やかに見え、
暗い色は面積が大きいほど暗く(濃く)くすんで見えます。

そのため、
明るい色を選ぶときはワントーン暗い色を選び、
暗い色を選ぶときはワントーン明るい色を選ぶようにしましょう。

しかし、太陽の向きや隣接する建物の影、さらには雨が降っても色の見え方は変わります。完璧に実際の色を再現することはできませんが、イメージとの違いは最小限にできるはずなので、ぜひお試しください。

デザインを重視しすぎて不便な家の形に

流行・コスト・敷地面積と様々な理由が考えられますが、最近は屋根のないシンプルな家が多く見られます。基本形の家に屋根があるのには、もちろんそれなりの理由があります。

多くの方がご存知だとは思いますが、屋根は日差しや雨を防ぐためのものです。この屋根を無くしてしまうと、外壁に直接日光が当たって劣化しやすい雨漏りの原因になる窓を開けると雨が室内に入ってくる、といったデメリットを引き起こします。

中には、雨が外壁に当たる音でテレビの音が聞こえない、というケースもあるようです。

【対策】家の形の意味・役割を知る

コスト面や好みの問題から、屋根の有無を決めるのは自由です。
しかし、屋根の役割(屋根をなくすデメリット)をしっかり把握していないと、住み始めてから「こんなはずじゃなかった…」と後悔してしまうことになります。

屋根の中でも特に重要なのが「軒(のき)」です。軒の役割は主に3つ。

軒の役割
外壁の保護 軒があると、外壁よりも屋根が出っ張るため、外壁が太陽光や雨風の影響を受けにくくなり、雨漏りや劣化を防ぐことができます。
日差しの調整 軒がない場合、夏場は窓ガラスや外壁に直射日光が当たるため、室温が余計に上昇します。
かといって、軒があると冬は寒いというわけではありません。冬は日射角度が低いため、軒があっても日差しを遮ることにはならず、室温の低下を防ぐことができます。
雨除け 軒は基本的に窓の上にあるため、窓からの雨水の吹き込み防止の役目も果します。
逆に軒がない場合、雨天時は窓を開けると雨が中に入ってきてしまいます。

この3つの恩恵を犠牲にしても良い、という方は少ないのではないでしょうか?

それでも、土地面積の関係で屋根が付けられないという方は、窓の上に「庇(ひさし)」を付けることで、窓からの雨風の侵入を防ぐことができます。
また、外壁をタイル貼りにすることで、雨漏りや耐久低下をある程度防ぐことができますが、この場合、雨汚れの目立つ白色は避けるようにしましょう。

まとめ:新築の注文住宅は失敗ばかり?間取りの失敗談と後悔しないためのポイント

ここまで、新築注文住宅に関するよくある失敗談とその対策をご紹介してきました。
どれも、初めての家づくりでは気付くことの難しい失敗ばかりなので、この記事を読んでいる皆さんのように、事前にしっかりリサーチをすることが大切です。

中でも、家事動線・回遊動線は間取りそのものが関係してくるため、後からの補修は難しく、失敗してしまうと毎日のストレスに繋がってしまう項目です。不満のない理想のマイホームを建てるためにも、実際の失敗談から事前知識を身につけ、リスクを極限まで減らしましょう。