【2000万円で建てる注文住宅の家】間取り・建築事例をご紹介

【2000万円で建てる注文住宅の家】間取り・建築事例をご紹介

一般的なマイホームの購入費が約3,000万円と言われている中、予算2,000万円台ではこだわりや希望を叶える家づくりはできない??と考える方もいるのではないでしょうか。
まず始めに、2,000万円の住宅購入費を充てられるなら、予算配分の工夫一つで満足できる家づくりは十分可能です。

例えば…
「壁を少なくシンプルな間取りにすることでコスト削減。」その分、「リビングとキッチンの間取りにお金を掛けて家族団らんの空間に。」
といったように、予算を掛ける部分と掛けない部分をハッキリ分けることが、2,000万円台で理想の家を建てるコツと言えます。

このページでは、予算2000万円台で建てた注文住宅の実例とともに、間取りのこだわりや予算内に収めるための工夫、コストカット術についてご紹介します。また、大手ハウスメーカーで建てた2,000万円台の実例&オススメ商品、住宅ローンに関係する頭金・年収の目安についてもご紹介しています。
「2,000万円台で・無理なく・満足できる家」を建てるためにも、ぜひ目を通してみてください。

土地別で2000万円台の注文住宅ってどんな家?外観と費用の内訳を画像付きで紹介!

2,000万円台の家は、全体的に総2階建て・片流れの形状が多く見られます。
これは、1階と2階が同じ大きさの総2階建て、一方向に傾いた屋根「片流れ」といった低コストな建物の形状にすることで費用を節約し、その分こだわりたい内装・住みやすい間取りに資金を充てているからです。

もちろん、逆に間取りをシンプルに設計して外観にこだわることも可能で、今回ご紹介する実例でも、LDKに仕切りを設けないことで費用を削減する工夫がなされています。2,000万円台で家づくりに成功しているケースの多くは、やはりどこにお金を使うのかがハッキリしていて、予算配分にメリハリがあるということが分かります。

それでは、「2,000万円台でどんな家が建てられるのか?」実例とともに外観・費用の内訳を見てみましょう。

【2023万円】白色と木質が調和したフレームハウス

【2023万円】白色と木質が調和したフレームハウス

出典:FREEDOM ARCHITECTS

まずご紹介するのは、白い壁と木質が見事に調和したフレームハウス。大きな開口部から光が差し込む開放感、LDKに仕切りを設けずどこにいても家族の様子が見える設計がこだわりです。

リビング下の隠れ部屋や個性的な造作棚といった遊びも盛り込み、外観・内装ともにしっかり要望を実現した夢のマイホームとなっています。

仮設工事 85万円
基礎工事 107万円
石・タイル工事 16万円
防水工事 5万円
本体工事 746万円
板金・屋根工事 68万円
金物工事 15万円
外壁工事 170万円
塗装工事 42万円
内装工事 36万円
雑工事 15万円
設備工事 450万円
諸経費 110万円
建築費合計 2,023万円

※その他費用:外構工事費用…105万円、設計費用…13~15%

【2193万円】半屋外空間の大きなバルコニーがある家

【2193万円】半屋外空間の大きなバルコニーがある家

出典:FREEDOM ARCHITECTS

”山荘”をコンセプトに前面の湖畔に向けて建つ住宅。外周部の壁はグレー、その他の壁を白、床と天井を茶とすることで、「白がアクセント」になる規則的な壁の配置がこだわり。

2階に配置した半屋外空間のバルコニーを中心とした設計で、LDKを「への字」型にすることで、リビングとキッチンの両方からバルコニーに視線を送れるようになっています。目の前の湖畔を軸とした設計は、うまく地の利を活かしたこの場所ならではのマイホームと言えます。

仮設工事 86万円
基礎工事 197万円
石・タイル工事 7万円
防水工事 44万円
本体工事 749万円
板金・屋根工事 71万円
金物工事 43万円
外壁工事 162万円
塗装工事 57万円
内装工事 22万円
雑工事 37万円
設備工事 426万円
諸経費 177万円
建築費合計 2,193万円

※その他費用:外構工事費用…103万円、設計費用…13~15%

【2754万円】日本×イギリスの和モダンな家

【2754万円】日本×イギリスの和モダンな家

出典:FREEDOM ARCHITECTS

重厚な蔵戸の扉がアクセントになっている古き良き邸宅。
居住空間は大正ロマンを思わせる「和」、趣味スペースを兼ねたガレージはレンガ調の「英」、2つの文化を土間によって緩やかにつなぎ、見事1軒の家に落とし込んでいます。

こだわりの和家具・イギリス家具を主軸に考えた設計は、施主の趣味・好みを前面に押し出しており、まさに理想の住宅と言えます。

仮設工事 128万円
基礎工事 246万円
防水工事 11万円
本体工事 856万円
板金・屋根工事 95万円
金物工事 186万円
外壁工事 204万円
塗装工事 29万円
雑工事 60万円
設備工事 587万円
諸経費 250万円
建築費合計 2,754万円

※その他費用:設計費用…13~15%

2000万円台の家に多い外観の特徴

2,000万円台の家に多い特徴は、「シンプルな屋根と形状」です。
2,000万円台で内装・間取りにこだわった家を建てるには、外観でコストを削減する必要があるため、屋根と形をシンプルに収め、内装に費用を充てている家が多く見られます。

具体的に言うと、屋根は一方向に傾いた「片流れ」、家の形は1階と2階が同じ床面積の「総2階建て」が多くの家で採用されています。片流れの屋根は、1面だけのシンプルな形状や、雨樋が1つで済むことからコストが安いだけでなく、近年多くの人が設置しているソーラーパネルの効果を最大限に発揮できるのも人気の理由です。

また、総2階建ても同じく、凹凸が少なくローコストで建てられるうえに、耐震性・断熱性・機能性にも優れた形状とし多くの家で採用されています。

つまり、「総2階建て」で「片流れ」というように、外観でうまくコストを削減することで、2,000万円台で間取りや内装にこだわった理想の家を建てることができます。

間取りや内装にこだわった土地別2000万円台の注文住宅を紹介!

2,000万円台の家の間取りは、デッドスペースを無くしたり、収納スペースを1ヶ所にまとめるなど、こだわる部分に充てる費用を作るために、ちょっとした変更で費用を削減できる工夫がよく見られます。

どれも一般的なコストカット術として知られているものですが、2,000万円台という価格帯は、費用の削減によって叶えられる要望が大きく左右されるため、間取りの工夫が顕著に見て取れます。

これにより、屋根の面積で費用が膨らむ平屋や、多くの住宅設備が必要になる2世帯住宅までもが2,000万円台で実現されており、ただ家を建てるだけではなく、2,000万円台でも”理想の家”を建てられる、ということが分かります。
それでは、実際に2,000万円台で建てられたの家の間取りを見ていきましょう。

【2000~2500万円】無駄のない間取りでコンパクトな平屋

【2000~2500万円】無駄のない間取りでコンパクトな平屋

出典:SUUMO

本体価格 2,000万円~2,499万円(75.4万円~94.2万円/坪)
延床面積 87.77m2(26.5坪)
敷地面積
工法 木造軸組(断熱パネル工法)
間取りの画像

この間取りの1番の特徴は、無駄なスペースがないということです。
階段下や開き戸の可動域といったデッドスペースがないうえに、余裕をもった収納スペースが確保されているため、部屋に物があふれることなく、スッキリとした空間が実現されています。

平屋という一見制限のある建て方で、要望を無駄なく整理した住みやすい間取りといえます。

【2000~2500万円】3階建ての店舗+2世帯住宅の家

【2000~2500万円】3階建ての店舗+2世帯住宅の家

出典:SUUMO

本体価格 2,000万円~2,499万円(51.4万円~64.3万円/坪)
延床面積 128.66m2(38.9坪)
敷地面積 58.24m2(17.6坪)
工法 木造軸組
間取りの画像

この家の特徴は、1階にコーヒーショップ、2階に親世帯、3階に子世帯の生活空間を備えていることです。

3階にはロフトが設けられており、収納スペースに場所を取られず、リビングと和室を兼用することで、和室が欲しいという要望を盛り込みつつ広々とした空間が確保されています。
また、子供部屋だけでなく、和室の上部も吹き抜けになっている点も、部屋を広く感じられる工夫の1つと言えるでしょう。

【2650万円】動線を考慮した間取りのバリアフリー住宅

【2000~2500万円】3階建ての店舗+2世帯住宅の家

出典:SUUMO

本体価格 2,650万円(56.2万円/坪)
延床面積 156.07m2(47.2坪)
敷地面積
工法 木造軸組
間取りの画像

母親との同居を機に建て替えた住居は、ダイニングキッチンを暮らしの中心とし、日当たりの良い南側に小さめのリビングを設計。
そして、暮らしの中心(DK)のすぐ隣に母親の部屋を配置し、孤立せずいつも家族の近くで安心して過ごせるよう工夫されています。

また、母親の部屋から洗面室・トイレまでの動線は直線で、キッチンのカウンターやダイニングテーブルに手をつきながら歩けるようになっており、費用をかけるのではなく、間取りや家具の配置といった工夫でバリアフリーが実現しています。

理想の家を2000万円台で建てるためのコストカット術

2,000万円台という予算は、「こだわる部分」と「そうでない部分」にメリハリを付けることで、十分に希望を盛り込める価格帯です。そのため、「そうでない部分」でいかにコストを削減するかが、叶えられる要望を大きく左右すると言えます。

間取りでのコストカット術の中で、一番費用効果が高いのが「壁を少なくする」こと。
無駄な部屋を作らないということはもちろんのこと、各部屋に収納を配置するのではなくロフトなどの大きな収納スペースにまとめる、和室ではなくリビングの一角に畳コーナーを設ける、リビングに階段を配置する、といった手段で壁を減らすと、大幅に費用を抑えることができます。

ほかにも、資金に余裕のない新築時ではなく、将来的に余裕ができたら増設するといった考えから、新築時は子供部屋を仕切らず、必要になった時に壁を増設したり、引き戸を設置できる仕様にする方法も多くの方が使っています。

「今」必要な物かどうかを考え、後から増設・DIYで補える物を省くことで、より多くの費用をこだわりたい部分に充てることができます。

使えるコストカット術

  • 窓を減らす・小さくする
  • 床面積を小さくする
  • 必要以上にバルコニーを大きくしない
  • 階段を仕切らずリビングに配置
  • 子供部屋を仕切らない
  • キッチンの吊り戸棚を省いて棚を造作
  • 各室の収納を省き1カ所にまとめる
  • パントリーに扉を設けない
  • 水回りを1箇所にまとめる(なるべく近くする)

積水ハウスでも2000万円台の家が建てられる?大手ハウスメーカーの実例と坪単価

住宅の購入費を2,000万円台と決めている方の中には、大手のハウスメーカーを候補から外して予算内に収まる住宅プランを探している方もいるのではないでしょうか?確かに、大手ハウスメーカーの1棟単価が3,000万円台なのに対し、中堅メーカーは1,000万円台~2,000万円前後と、大手と中堅の間には大きな価格差があります。

しかし、住宅市場の縮小が見込まれていることや増税などの影響から、積水ハウスが坪単価55万円~の新商品「PARTAGE(パルタージュ)」を発売するなど、近年大手ハウスメーカーでも”お手頃シリーズ”が展開されています。

ここでは、積水ハウス・ダイワハウス・住友林業で、実際に2,000万円台の家を建てた実例をご紹介するとともに、大手ハウスメーカーが展開するリーズナブルな商品もご紹介します。

「積水ハウス」で2000万円台の家を建てるなら 【PARTAGE:パルタージュ】

積水ハウスの平均坪単価は「約55~90万円」
本体価格だけで考えると2,000万円で22~36坪、2,500万円で27~45坪といった目安になります。

しかし、これに付帯工事費や諸費用を加えた「実際にかかる費用」で考えると…
本体価格2,000万円は実質2,500万円、本体価格2500万円は実質3,125万円必要になることを忘れずに、あくまで大まかな目安として考えておきましょう。

平均的な延床面積である30坪で考えると、本体価格1,650~2,700万円(総額2,063~3,375万円)ほどの予算が必要になるでしょう。

平均坪単価 約55~100万円
本体価格2,000万円(総額2,500万円) 20~36坪
本体価格2,500万円(総額3,125万円) 25~45坪
30坪の家を建てる目安 本体価格1,650~2,700万円
(総額2,063~3,375万円)

実例としては、2,100万円で31.97坪・3LDKの住宅が建てられています。

【実例】積水ハウスの2000万円台の家

出典:家語-イエガタリ-

地域 愛媛県
ハウスメーカー 積水ハウス
家族構成 夫婦・息子
住宅タイプ 2階建て
構造・工法 木造軸組工法
本体価格 2,100万円(65.7万円/坪)
建築面積 55㎡(16.61坪)
延床面積 105.7㎡(31.97坪)
間取り 3LDK
工期 6ヶ月

積水ハウスで2,000万円の家を建てるなら、坪単価55万円~でリーズナブルな「PARTAGE:パルタージュ」がオススメです。

厳密に言うと、積水ハウスの注文住宅の施工を担当している「積和建設グループ」が展開する商品で、これまで各社ごとに取り組んでいた調達・物流などを一本化することで、コストパフォーマンスが高められています。

もちろん品質は積水ハウスの折り紙付き。積水ハウスの施工で培ってきた施工品質を活かし、グループ会社だからこそ実現した価格と言えるでしょう。

「ダイワハウス」で2000万円台の家を建てるなら【XevoB:ジーヴォ・ビー】

ダイワハウスの平均坪単価は「約60~100万円」
本体価格2,000万円(総額2500万円)で22~33坪、2,500万円(総額3,125万円)で27~41坪といった目安になります。

平均的な延床面積である30坪で考えると、総額2,250~3,375万円ほどの予算が必要になるでしょう。

平均坪単価 約60~100万円
本体価格2,000万円(総額2,500万円) 20~33坪
本体価格2,500万円(総額3,125万円) 25~41坪
30坪の家を建てる目安 本体価格1,800~2,700万円
(総額2,250~3,375万円)

実例としては、2,800万円で34坪・4LDKの住宅が建てられています。

【実例】ダイワハウスの2000万円台の家

出典:家語-イエガタリ-

地域 兵庫県
ハウスメーカー ダイワハウス
家族構成 夫婦
住宅タイプ 2階建て
構造・工法 軽量鉄骨造
本体価格 2,800万円(82.4万円/坪)
建築面積 59.1㎡(17.88坪)
延床面積 112.4㎡(34坪)
間取り 4LDK
工期 4ヶ月

ダイワハウスの主なラインナップとしては、最上位商品が「XevoΣ」、スタンダードな商品が「XevoE」、そして最もリーズナブルな商品が「XevoB」です。

「XevoB」は、XevoEの廉価版(低価格版)の商品で、2,000万円台で要望を盛り込みつつ資金に余裕を持って建てるなら、この「XevoB」が建てやすい価格帯でしょう。

XevoEとXevoBの違い

・選べる標準仕様が限られている
外壁やドア、フローリングといった標準仕様が数種類からしか選べません。値段重視の方にとっては、選択の幅が狭まることで費用が膨れるのを防げるというメリットも。

・基礎の鉄筋の数が少ない
どちらも鉄筋の周りにコンクリートを流し込んで基礎を作りますが、XevoBはXevoEに比べ、使っている鉄筋の数が少し間引かれています。そのため、XevoBの強度は少し落ちるものの、耐震クラス3でもちろん耐震上問題ないレベルを保持しています。

このように、選べる標準仕様を絞ったり、耐震上問題ない程度で鉄筋を間引いてコストを下げている商品です。XevoEより品質が劣るというよりは、費用が高くなるものを選べなくすることで全体的な価格を下げていると言えます。

「住友林業」で2000万円台の家を建てた実例

住友林業の平均坪単価は「約65~100万円」
本体価格2,000万円(総額2,500万円)で22~30坪、2,500万円(総額3,125万円)で27~38坪といった目安になります。

平均的な延床面積である30坪で考えると、総額2,438~3,375万円ほどの予算が必要になるでしょう。

平均坪単価 約65~90万円
本体価格2,000万円(総額2,500万円) 22~30坪
本体価格2,500万円(総額3,125万円) 27~38坪
30坪の家を建てる目安 本体価格1,950~2,700万円
(総額2,438~3,375万円)

実例としては、2,600万円で39.56坪・4LDKの住宅が建てられています。

【実例】住友林業の2000万円台の家

出典:家語-イエガタリ-

地域 和歌山県
ハウスメーカー 住友林業
家族構成 夫婦・息子
住宅タイプ 2階建て
構造・工法 木造軸組工法
本体価格 2,600万円(65.7万円/坪)
建築面積 66.2㎡(20.03坪)
延床面積 130.8㎡(39.56坪)
間取り 4LDK
工期 4ヶ月

間取り図を見ると、1階には広いリビング、2階には階段のすぐ側にウォークインクローゼットがあり、施主の要望がきちんと盛り込まれていることが分かります。また、リビング上の連続した照明も施主のこだわりだそうです。

2,000万円台に抑えながらも、来客の目に入るリビングや利便性の高い収納にはこだわって、しっかり希望を反映したマイホームが完成しています。

【実例】住友林業の2000万円台の家

このように、実際に大手ハウスメーカーで2,000万円台の家を建てた人がいる以上、可能であることは明白。大手は高いから…と諦めるのではなく、まずは資料請求・問い合わせで実際に話を聞くことが大切です。

「2,000万円台で充分な要望が叶えられる」と分かった今、気になるのは「頭金はいくら必要?」「住宅ローンを組むには年収はどれくらい必要?」といった資金面の話ではないでしょうか。
次は、誰もが通る住宅ローンの返済に焦点を当て、マイホームが完成した後も無理なく暮らせる目安をご紹介します。

土地別2000万円台の家を建てるなら…「頭金・年収」の目安はいくら必要?

2,000万円台の家を建てる時、頭金はいくら必要なのか?住宅ローンの返済はどれくらいなのか?そもそも現在の年収でローンが組めるのか?住宅の金額にかかわらず、家づくりにおいて多くの方が気になる、不安になることだと思います。

結論から言うと、2,000万円の住宅ローンを組む場合、「頭金374万円・返済額月々6~7万円・年収300万円以上」が大まかな目安といえます。もちろん、平均値やシミュレーションを元にした試算のため、これが絶対というわけではありません。

ここでは、住宅ローンを組む際に最も重視すべき「年収に適した金額でローンを組むこと」に焦点を当てつつ、頭金の全国平均額や2,000万円の住宅ローンを組んだ場合の返済額、無理なく返せる住宅ローンの目安について詳しくご紹介します。

2000万円の家なら頭金は平均374万円

そもそも、頭金はいくら払うのが普通なのか?
まずは、全国の建築費・頭金の平均額を見てみましょう。

全国の建築費・頭金の平均額
建築費 頭金 頭金割合
全国 3390.4万円 636.5万円 18.7%
首都圏 3687.8万円 751.8万円 20.4%
近畿圏 3489.5万円 682.4万円 19.5%
東海圏 3454.3万円 639.3万円 18.5%
その他地域 3224.9万円 575.7万円 17.8%

「2018年度フラット35利用者調査」より作成

この表で最も重視すべきは「頭金割合」。これは、建築費の何割を頭金として払っているかを示す数値です。全国で見た頭金割合の平均は「18.7%」つまり、建築費2,000万円なら374万円を頭金として払うのが一般的ということです。

「でも、子供の入学までに家を建てたいけど貯蓄が間に合わない」
「頭金に回せるほど貯金が貯まっていない」という方でも大丈夫。
頭金は、あくまで住宅ローンの利息を節約するためのものであって、絶対に必要なものではないからです。

仮に頭金なし=フルローンで家を建てるとしても、月々の返済額に無理のない住宅ローンを組めば、特に問題なく家を建てることができるはずです。

2000万円台の家なら、住宅ローンの月々の返済はいくら?

家づくりの過程で、最も不安になりやすいのが住宅ローンの返済ですよね。
例えば、住宅ローンで2,000万円借りた場合、月々の返済額はいくらになるのか?
利息はどれくらいの値段になるのか?

まずは、2,000万円の住宅ローンを組んだときの総返済額・月々の返済額を一覧表をご覧ください。

返済期間 月々の返済額 総返済額
15年 12.5万円 2,235万円
20年 9.7万円 2,317万円
25年 8万円 2,400万円
30年 7万円 2,485万円
35年 6.2万円 2,572万円

※金利1.5%で試算

住宅ローンの月々の返済額は平均9.8万円なので、平均以内に収めるのであれば20年以上で組む必要があります。かと言って、返済期間を30年や35年といった長期にすると、月々の返済に余裕ができる反面、総返済額が増えてしまいます。

そこでオススメの方法が、
長期でローンを組みつつ資金に余裕ができたら一部繰り上げ返済する」ことです。

例えば「金利1.5%・35年返済・2,000万円の住宅ローン」で
5年に1回100万円を一部繰り上げ返済すると…
・返済期間を8年9ヶ月短縮
・返済額を144万円以上節約
といったメリットを受けることができます。

とは言え、余裕ができた時に多く返済することはできても、家計が厳しくいから少なく返済するということは基本的にできません。次は、そもそも無理なく住宅ローンを組むには、どれくらいの目安で組めば良いのか?年収別の借入額をご紹介します。

住宅ローンは年収の25%以内が安心ライン

ローンを組む時に「大丈夫かな…」「一生に一度の買い物だから思い切ろう」と不安感がある状態だとしたら、将来的に家族の病気や友人の結婚式が続いた時など、急な出費で返済が厳しくなる可能性が高いと言えます。

そうならないためにも、住宅ローンを組むときは、一般的に安心ラインと言われている年収の25%以内の金額で組むようにしましょう。「金利1.5%・35年返済」で年収別に安心ラインを試算したのが以下の表になります。

税込年収 借入額
200万円 1,339万円
300万円 2,024万円
400万円 2,710万円
500万円 3,396万円
600万円 4,082万円
700万円 4,735万円
800万円 5,421万円
900万円 6,107万円
1,000万円 6,793万円

この安心できる金額以内でローンを組むことが大切で、仮に超えるようであれば頭金を貯金するまで延期したり、両親から援助してもらうといった手段を取りましょう。

このラインを超えて無理に進めてしまうと、理想の家は手に入ったものの、その後の生活が厳しい、何十年も節約を意識して暮らさなければならないような、本末転倒な結果になる可能性があるのでご注意ください。

もっと詳しく住宅ローン・資金のシミュレーションを知りたいという方は、下の記事で詳しくご説明しているので、ぜひご活用ください。

注文住宅の間取り・費用シミュレーションに役立つ!無料アプリ・WEBサイトまとめ

注文住宅の悩みと言えば「間取り」と「費用」ですよね。そこで今回は、無料で簡単に使える「間取りシミュレーションアプリ」と「住宅ローンシミュレーションサイト」をご紹介!スマホやWeb上で注文住宅の間取りや費用を”見える化”して、スムーズな家づくりを目指しましょう。

まとめ

ここまで、2,000万円台でどんな外観、どんな間取りの家が建つのか?特徴やコストカットの方法、大手メーカーで建てた実例をご紹介してきました。

2,000万円台の予算であれば、極端なコストカットは必要なく、こだわる部分・そうでない部分をハッキリ分けて費用をかけることが大切です。「今」必要な物なのか?後から増設・DIYで補えないか?という点に着目して、うまくコストを抑えることで、充分に要望を叶えられる価格帯と言えるでしょう。

しかし、「2,000万円台の家」と言っても、住宅メーカーの広告やCMは、基本的に坪単価を参考にしている価格であるため、実際に建てるとなるとそれ以上の費用が必要になることをお忘れなく。
坪単価の詳しい解説、ハウスメーカーの坪単価が”本当の坪単価”ではない理由など、目安の参考になる記事も用意しているので、ぜひご覧ください。

坪単価とは?坪単価の計算方法と正しい使い方

坪単価とは、1坪あたりの建築費を表したもので、「本体価格 ÷ 延床面積」で算出されます。多くの方が住宅購入費の目安に使っている坪単価をですが、実はほとんどの人が使い方を間違っています。ここでは、坪単価とは?計算方法は?といった基本的な部分から、正しい坪単価の知識・使い方をご紹介。


注文住宅の費用や予算の悩み、"ローコスト住宅を建てる"という選択でスッキリ解消させませんか?

注文住宅のマイホーム購入を検討し始めたとき、真っ先に考えるコトといえば…。
住宅購入にかかる費用や予算といった"お金の不安や心配"が大半ではないでしょうか?さらに、有名大手ハウスメーカーの相場を調べてみて『想像以上にお金がかかる』リアルな現実から、マイホーム購入へあと一歩が踏み出せずにいる人もいるかも知れません。

ご存知ですか?実は、
今の家賃よりも安く新築の家を建てる方法があるんです。

その方法が『ローコスト住宅を建てる』という選択です。
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とはいえ、ローコスト住宅という言葉はよく耳にするものの…。
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